アルポットでは1回で2合までお米を炊くことができる仕様です。
実際に2合のご飯を炊いてみました。
夕飯を兼ねてのインプレッションです。
照明の関係上、写真が黄色味を帯びていますがご勘弁ください。炊飯と同時にところどころフラッシュ炊いてます。
まずはアルミ容器にといだお米を2合入れます。
次に水を入れます。アルミ容器内側に目安のラインがありますので、そこにあわせてと。
データ取りのためデジタルペンサーモで水温測定。この時の水温28.7℃でやや高め。
準備完了なので火をつけます。安全キャップを外して点火。
アルミ容器に中フタをのせ、本体外筒にセットしてバーナー部分と合体させ炊飯スタート。
ストップウォッチをスタートさせつつ、温度測定。この時の外気温25.2℃です。
本体側面の覗き窓からは炎が確認でき、問題なく燃焼中です。
さて付属の取扱説明書には「美味しいご飯の焚き方」として、アルポットでの炊飯方法が案内されています。
案内によると13分~15分で煮立ってくるので中フタを取り外すとあります。しばらく待機。
燃焼中の小さなパチパチ音が聞こえる中、しばらくすると中身のグツグツ音が聞こえてきました。
中フタを突き上げて吹きこぼれそうになったので中フタをとりました。経過時間約9分と少し早めです。
この状態で煮立ちが弱まるまで5~6分また待機。アルミ容器の上は泡がブクブク状態。これぞ踊り炊き???
説明書では「少し煮汁が残る位の早めかなと感じる頃合い」で火を止めるとあります。
ゆったり眺めていると急激に水気がなくなってきたので、あわてて火を止めます。ここまでの経過時間14分20秒。
中フタをして蒸らしに入ります。説明書では15分~20分の蒸らし時間。
中の状態が気になり、蒸らしに入って約5分で覗いてみました。なんかいい感じに見えますが、フタをしてもう少し蒸らします。
さらに約5分後、もう一度中を確認。箸で少しつまんでみたところ、なかなかおいしく出来上がっています。少し固めの炊きあがり。蒸らし時間として約10分ですが、待ちきれずに出来上がりとします。炊き始めからの経過時間約25分です。
写真の色合いが悪いですが、こんな感じです。
おわんに入れるとさらにふっくらツヤツヤ感が...実際はもっとありました。
なかなかおいしく炊き上がりましたが少々固めな出来栄えは、火を止めるタイミングと蒸らし時間に左右されるかと。
次回はもう少し早めの消火と、ガマンしてじっくり蒸らしたレポートをお届けします。もう少しマシな写真も。
今回の炊飯ではアルミ容器の底に少しおこげができました。おこげ好きの方にはたまらないですが、後片付けが面倒です。浸けおき洗いでふやかしてから洗いました。
それからアルポットからご飯をよそうには普通のしゃもじは使いにくいです。アルポットには手巻き寿司用など小さめのしゃもじや大きめのスプーンぐらいがちょうどいいかも。携帯しやすいですしね。